50歳を過ぎてもTOEIC”800点超え”不可能ではありません
TOEICの点数が伸び悩んで挫折しそう・・・勉強はしているつもりなんだけど・・・
50代でTOEIC挑戦しても高得点狙えるの?
この記事では、このような悩みを解決し、TOEIC勉強者を応援していきます。
・このブログの管理人chiko@chiko6756 が、TOEICの勉強を開始した年齢は51歳
・目標としていた800点越え(815点)まで、かかった期間は1年7か月
・815点をとった時の年齢は52歳
記事概要については以下のとおりです。
- 勉強時間の割に点数が伸び悩んだ人に、どのくらいの期間で目標点に達したのかを実体験に基づいて紹介
- 当時の自分のように、TOEICを勉強していて若い時のような記憶力がなくなり、自信がなくなっている人を応援したい
- 勉強方法と試験対策
- こだわって結局失敗したこと
- ここからの記事について、最短で高得点を取りたい人には参考にならないので読まないでください(笑)
815点獲得までの点数変遷
① 初TOEIC →525点
② 勉強開始後
~1年4か月 →535点~605点
③ 1年5か月後 →745点
④ 1年7か月後 →815点
1年5か月くらいから点数が伸び始めました。
TOEIC合計7回分のスコアと勉強時間についてはコチラ↓
当時悩んでいた事
・ネットを検索しても、勉強してすぐ点数が大幅に伸びました!なんて報告ばかり。伸び悩んだ人っていないのかな?
・みんなどんな感じで点数が伸びていったんだろう?
・こんなに点数が伸びて行かないのは私だけ?
点数が伸び悩んでいても、正しい努力をすれば結局は目標点数ににたどり着きます!(ただし900点以上だと努力だけでは無理かもしれません。)
今点数が伸び悩んでいる方は、自分だけじゃないと安心してください。
勉強方法・試験対策
基礎固め
・中学生英語のやり直し
「Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル」を繰り返す
「総合英語Evergreen」を文法のわからないところを調べる参考書とする
・リスニングを伸ばす リスニングの方が点数を伸ばしやすい
・問題を解くときは常に時間内に解く
考え出すとあっという間に時間がたってしまうので、実際の試験に慣れる意味でもストップウォッチなどで計測して問題を解くこと
とにかく基礎固めと継続が一番大事!です。中学英語を完璧に、毎日30分でも問題を解いたり暗記してください。記憶力の低下は繰り返しで克服するしかありません。
その先に待っている目標点数があるのに、途中で辞めたらそこで終わりです。私も勉強開始後1年5か月たったTOEIC試験から150点→さらに70点と、突然点数が伸びました。
問題集・参考書
勉強時間の累積は自信につながります。やはり努力なしでは達成できない事は多いものです。
【基礎】使用したもの
①Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル
②スタディサプリ TOEIC®L&R TEST対策コース ※アプリ・別途問題集購入
③新TOEIC TEST出る単特急金のフレーズ
④総合英語Evergreen(文法の参考書として)
⑤キク英文法(文法の参考書として)
上記①③④の使用で十分かと思います。
②のスタディサプリについて参考までに↓
③については、TOEIC必須の単語帳です。
これは次のリスニングの欄でも紹介している「abceed」のアプリもセットで購入するのがよいと思います。
通勤時など、単語本を目で見てアプリで耳から聞くと効果的です。スキマ時間で少しでも英語に触れられる時間を増やせます。この「abceed」アプリは本当に使いやすいしおススメです。
「abceed」URLはこちら→ abceed
【リスニング】使用したもの
①TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1
②TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング2
③abceed のアプリ
①②の通称「鬼リス」は、大阪弁の講師の方たちの掛け合いもおもしろく、楽しく勉強できます。
”変速リスニング”の題名のとおり、リスニングの速度を変えられるので、最初は少しゆっくり目に聞き取ることから始められます。私はこの本でリスニングが伸びた気がしています。
【リーディング】使用したもの
①TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(通称:金フレ)
②1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
③TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問(通称:でる1000)
④TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7
⑤2週間で英語の読解スピードが3倍になる本
⑥英文読解入門基本はここだ!
⑦ポレポレ英文読解プロセス50
※⑤~⑦は購入したもののあまり使用しませんでした。
リーディングの点数を伸ばすことは非常に難しかったです。より高いスコアを目指すのであれば、リーディングを伸ばすことが絶対の条件です。
やはり③の”でる1000”は、問題を覚えるくらい何週もした方がよいです。
【総合】使用したもの
①公式TOEIC Listening & Reading 問題集 2・3・4・5
②TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング
公式問題集は、定期的に本番と同じ条件でやってみてください。(例えば13時からの試験であれば、13~15時まで2時間びっちり通しで解いてみる。)本番と同じ条件でやり、答え合わせをして間違った問題を確認し、それからある程度日数がたった時にまた同じ問題を解いてみると同じ個所を間違えることが多いので、それを徹底的に潰すようにしてください。
※公式問題集1冊には、TEST1とTEST2の2回分が入っています。これについているTOEICの回答用紙を何枚も印刷しておいて、問題集を解くときに使用していました。
※私は公式問題集2・3についてはメルカリで購入しました。状態のいいものであればメルカリで購入しても十分です。
試験対策
【時間の割り振りを実践】
TOEIC 試験時間2時間のうち、リスニングは時間配分は関係なく問題をそのまま答えればよいですが、リーディングは戦略が必要です。
以下は、私が最適だと思い目標にしていた時間割り振りです。
この通りに行けばいいのですが、私は無理でした。
リスニング:45分
Part1 6問 写真描写問題
Part2 25問 応答問題
Part3 13題39問 会話問題
Part4 10題30問 説明文問題
リーディング:75分
Part5 30問 短文穴埋め 12分
Part6 16問
長文穴埋め 4長文✖️4問 8分
Part7
54題 長文読解 55分
1長文10題29問 147〜175 まで25分
2長文2題10問 176〜185 まで12分
3長文3題15問 186〜200 まで18分
以下はTOEIC主催者の一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の「テストの形式と構成」のURLです。正式なものは以下を参照ください。 テストの形式と構成
【テクニック】
試験の回数を重ねていくと、最初のころの焦りはなくなり、だいぶ落ち着いてはきました。TOEICはもちろん英語力がないと点数が取れない試験だとは思いますが、一方、テクニックも点数の伸びには非常に関係があると思っています。
テクニックとして、リスニングは「先読み」が重要で、問題の解答は悩まずに即答して、残りの時間で次の回答を読みながら、どんな事を聞かれそうかをある程度予測して聞くのが、私には合っていました。
この方法だとリズムが大事なので、ある1問で「う~ん」となってしまうと次の問題で崩れてしまうので、そこらへんを気を付けながら。とにかく分からなくても考え込まず、先に先に進む!こと。
リーディングも、本当は問題文を全部読んで答えなければいけないのですが、それをやって全然点数が伸びなかったので、これもリスニング同様、回答から予測しながら関係ありそうなところを重点的に読んで答えることに変えました。
【体調管理】
TOEICは13時から(当時)試験なので、会場への到着までの時間や受付やらを入れると、11時頃にご飯を食べて出発しなければなりません。
私はトイレが近いので、なるべく水分を取らないように気を付けています。試験そのものよりも、そういう事に神経を使わなければならないタイプで、そういうところは自分でも本当に困っています。
TOEIC試験開始前の30分程度は音のテストなどいろいろあって、試験時間も含めて2時間半トイレに行けません。試験を受けるだけでも一苦労です(汗)
勉強時間の記録も有用
TOEICの勉強時間を把握するためと、毎日30分でも継続できるように、そして書くことでモチベーションを保つために、毎日やったことと時間をメモることにしました。勉強時間は必ず把握してください。点数を伸びていく目安がわかると思います。
実際のスケジュール帳が以下のものです。私はアナログなので手書きですが、勉強時間を記録するアプリもあるようなので、自分にあったものを選ぶとよいと思います。
(〇の数字は「分」の単位で、アンダーラインは公式問題集をやったという意味です。)
失敗だと思った点(点数の伸び悩みの原因)
ミッションクリアにこだわりすぎた
最初のころ、「Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル」と、「スタディサプリEnglish」をとにかく終了させることだけが課題となってしまったこと。
→ 問題の本質を理解する事が後回しになってしまいました。
家族の協力
勉強時間を確保するために、家族の理解と協力(家事の手抜きとか)がないと難しいと思います。普段からいろいろ話し合って理解してもらうのが大事です。
管理人chikoの事
社会人となり私の職場(民間企業ではありません)でも、国際化の波が押し寄せ、「TOEIC〇〇点以上を取得」という目標が掲げられ、まずは全員TOEIC IPテストを受験することになりました。
TOEICの点数より英語は話してなんぼ。
TOEICは4択だし少し勉強すればいいよね(安易)
1万円分くらいの問題集を買って1か月くらい勉強して職場でのIPテストに臨みましたが撃沈⤵
その後、仕事で想定していた昇進がかなわず、何が昇進に有利なのかを考えやっぱり英語できるのはアピールになるし、TOEICの点数高い方がいいよね、と。
そんな時の2018年4月、旦那の転勤の辞令がおり単身赴任が決定し、私は一人暮らしになりました。そこで自由な時間を有益に使わない手はない!と、勉強をスタートしました。
この時は勉強を続けてさえすればTOEICの点数が伸びるはずに違いないと信じて疑わなかったのですが、結局長い低空飛行期間を過ごしてしまいました。でもあきらめなくてよかったです。
他の人よりかなり時間がかかったけれど、50代(52歳)でも800点超えることができて久しぶりの自信につながりました。
結局、私の職場では昇進などにTOEICの点数は全く考慮されること事もないので(〇〇点以上の取得を全職員に推進しているのに!)、今後はTOEICを再び勉強することはせず、話せる英語を身に着けることを目標にしていきたいと思います。
総まとめ
勉強時間の割に点数が伸び悩んだ人に、どのくらいの期間で目標点に達したのか、と勉強のポイントを実体験に基づいて紹介させていただきました。
勉強時間
目安としては500時間の勉強時間をクリアできれば、点数は伸びてくるはずです。(私はそれよりかかりましたが)
継続は力なり
勉強時間をクリアするということは、継続し続けるということです。毎日コツコツがのちに大きな力となります。
昇進には利点なし(私の場合)
そもそもTOEICを勉強したのは、職場で昇進できるのではないかとの淡い期待をもっていたからでありましたが、結果、私の職場では全く有用ではありませんでした。
自信がついた
ですが、
自分の自信にはつながりました!
これだけで十分です。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
みなさまの参考になれば幸いです。
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